星屑テレパス 1巻 宇宙語解読

不明瞭な文字は「?」、隠れている部分は「#」、誤字脱字衍字と思われる箇所は太字です。

そで(著者あいさつ)

PEGGJOV=MOVLOV
PIVOU BOVVU=VUV,
ĈIUJ EN LA UNIVERSO !!

宇宙の皆さん こんにちは!!

(翻訳)ペッギョヴ=モヴロヴ ピヴーバヴヴ=ヴヴ、宇宙の皆さん!!

作中でも使われているあいさつですね。

p. 5 学生証

VERDIRE, MI ESTAS E####

(翻訳)実を言うと、私は……

なんですかねこれ???? そもそもなんで学生証に宇宙語が書いてあるんでしょう?

estas 以降がコマの外で読めないんですが、ユウの出自の根幹に関わってそうな雰囲気があって気になりますね……

第1話

p. 11 あいさつ

ペッギョヴ=モヴロヴ ピヴーバヴヴ=ヴヴ

スペルが単行本挿絵で明らかになりました。

第3話

p. 32 手帳表紙

雑誌

SPACE VOYAGE DIARY

単行本

SPACA VOJAĜA TAGLIBRO

(翻訳)宇宙航海日誌

ここ実は雑誌掲載時には英語(Y の部分は J と同じ文字だが英語に合わせた)になっていたのですが、単行本収録時に修正されたようです。

p. 33 手帳中身

雑誌

上ページ

ĈI TIU KOSMOŜIPO NE PLU POVAS
ESTI U?A?A IUJ EL LA FUNKCIOJ
JAM ESTIS FARITAJ KAJ NE POVAS
ESTI RIPARITAJ.
POST TIO NUR ATENDU LA TEMPON
DE LA KRASO.
LA ANTAŬDIRITA ALIRO ESTAS
LA TERO.
MI ESTAS ĈI TIU STEL###

(翻訳) この宇宙船はもう????できない。いくつかの機能がすでに済んでおり修理することができない。あとは衝突の時を待つのみ。予測された進入(地点)は地球である。私はこの星###

下ページ

#########NDA LOKO.
MI PA?AS ĈION, KION MI ##### PARI.
KURU KIEL EBLE PLEJ POR#####U.
KURU KAJ PARAS MU??AJN #####
ATENDANTE, MIA MONDO.
KOSMARKOJ NE PLU BEZONA#####

(うまく翻訳できず……)

単行本

上ページ

ĈI TIU KOSMOVETURILO
NE PLU UTILAS.
IUJ EL LA FUNKCIOJ
JAM FINIS SION ROLON.
MI NE PAVAS RIPARI ILIN.
ĈIO MI POVOS FARI ESTAS ATENDO
LA MOMENTON DE LA KRASO.
LA ANTAŬVIDITA ALTERIĜA
PUNKTO ESTAS LA TERO.
SUR ĈI TIU PLANEDO,
MI DEZIRAS ####

(翻訳) この宇宙船はもう役に立たない。機能のいくつかはすでにその役目を終えている。私にはそれらを直すことができない。私にできるであろうすべてのことは、衝突の瞬間を待つことだけだ。予測された着陸地点は地球である。この惑星で、私が望むのは####

下ページ

############ROJ
ESTAS FINITAJ.
BRILLA MONDO, LUMA MON###
LA MOND_, KIUN MI IROS
ESTOS MIRINDA LOKO.
MI PLENUMOS Ĉ_UJN MIAJN D###
MI KUROS, KUROS, SALTOS, K###
FLUGOS, KAJ, RAKONTOS!
BONVOLU ATENDU, MIA SOL###

(翻訳) ########は完了した。輝く世界、明るい世界#### 素晴らしい場所だと言える世界。私は私の####をすべて果たすだろう。私は走って、走って、跳ねて、####て、飛んで、そして話をするだろう! 待っていて、私の####

単行本ではエスペラントとしてより自然な文章に修正されたようです。

上のページでは宇宙船の故障、それらが直せないこと、地球に着陸することが書かれています。下のページは未来形になっていますが、何でしょう?

第4話

p. 37 あいさつ

ボナヴー
BONAN
(よっす~)

マティヴー
MATENON
(おいす~)

エスペラントの朝のあいさつ「bonan matenon ボーナンマテーノン」が分割され、互いに呼びかける形になっています。発音は表記と異なっており、もとの単語を語感が良いところで切り取って、語末を「ヴー」にしているようです。

p. 40 旗

LA PLEJ BONA LUMO
EN LA SPACO!

(翻訳)宇宙で最高の光

p. 44 挿絵

「こんにちは」
PEGGJOV=MOVLOV, PIVOU BOVVU=VUV
ペッギョヴ=モヴロヴ ピヴー バヴヴ=ヴヴ

この挨拶はすべてエスペラントには無い単語で構成されています。G や V が連続することも本来はあまりないと思います。「ボナヴー」「マティヴー」もそうですが、V を多用する印象がありますね。

p. 54 挿絵

「仲間・同志」
KAMARADO
トモラーヴ

エスペラントでの意味も「仲間・同志」で、発音は「カマラード」になるはずですが、なぜか「トモラーヴ」になっています。

まとめ

総合的には、文字で書かれているものは完全にエスペラントですが、発音したときに独特の響きに変わるようです。宇宙語が出てくる部分を解読することで、なにか意味深な記述が見つかったりして面白いですね。

ここでとりあげたのは宇宙語に関してのみですが、それ以外でもこの作品には素晴らしいものが詰まっていると思います。星屑テレパスはいいぞ。